「助成金という言葉は聞くけれど、うちでも使えるのかわからない」——そんな声をよくいただきます。なかでも、従業員のキャリアアップに取り組む会社を支援する「キャリアアップ助成金」は、多くの中小企業にとって身近な制度です。この記事では、キャリアアップ助成金の考え方と、活用にあたって押さえておきたいポイントを整理します。なお、助成金は要件を満たしても審査により受給できない場合があり、受給を保証するものではありません。
キャリアアップ助成金とは
キャリアアップ助成金は、契約社員やパート・アルバイトなど、いわゆる非正規雇用の従業員の待遇改善やキャリアアップに取り組む事業主を支援する制度です。たとえば、有期契約の従業員を正社員に転換したり、処遇を改善したりといった取り組みが対象になります。人材の定着や職場の活性化にもつながるため、採用や育成を考えている会社にとって検討する価値のある制度です。
活用のポイント1:就業規則の整備が前提
キャリアアップ助成金の多くは、正社員転換の制度などを就業規則に定めておくことが要件になっています。制度を口約束で運用していたり、規定が実態に合っていなかったりすると、要件を満たせないことがあります。助成金の活用を考えるなら、まずは就業規則やキャリアアップに関する計画を整えておくことが出発点になります。
活用のポイント2:「取り組みの前」に計画を
助成金でよくある失敗が、「正社員に転換したあとで申請しようとしたら、事前の計画届が必要だった」というものです。多くの助成金は、取り組みを始める前に計画を提出しておくことが求められます。あとから振り返って申請することはできないため、「これから何かに取り組もう」という段階で、早めに相談しておくことが大切です。
活用のポイント3:制度は毎年見直される
助成金の要件や金額は、年度ごとに見直されることがあります。昨年使えた内容が今年は変わっている、ということも珍しくありません。申請を考える際は、その時点の最新の要件を確認することが欠かせません。当事務所では、御社の状況にあわせて活用できる助成金を診断し、最新の制度にもとづいてご案内します。
まずは「使える助成金があるか」の確認から
助成金は種類が多く、自社に合うものを見つけるだけでも手間がかかります。「そもそもうちで使える助成金はあるのか」という段階からのご相談で構いません。要件の確認から計画の作成、申請の代行まで、社会保険労務士がサポートします。書類の不備や期限の見落としを防ぎ、本業に集中していただけるようお手伝いします。
助成金の活用をお考えの方はサンプル事務所へお気軽にご相談ください。初回相談は無料です。
