留学生が日本で就職する、転職にともなって在留資格を変える、といった場面で必要になるのが「在留資格変更許可申請」です。手続きの流れや必要書類がわかりにくく、不安を感じる方も多いのではないでしょうか。この記事では、在留資格変更の基本的な流れと、準備しておきたい書類についてわかりやすくご説明します。
在留資格変更とは
在留資格(いわゆるビザ)は、日本で活動できる内容ごとに種類が分かれています。たとえば「留学」の在留資格では原則として就労できません。大学を卒業して企業に就職する場合は、「技術・人文知識・国際業務」などの就労できる在留資格へ変更する必要があります。このように、活動の内容が変わるときに行うのが在留資格変更許可申請です。
手続きの流れ
1. 変更できるか確認する
まず、希望する在留資格の要件を満たしているかを確認します。就労の在留資格では、仕事の内容と、これまでの学歴・職歴との関連性が重視されます。この段階での見極めが、許可されるかどうかを大きく左右します。
2. 必要書類を集める
本人が用意するものと、受け入れる企業が用意するものがあります。書類の量は在留資格や企業の規模によって変わります。後述する主な書類を参考に、早めに準備を始めるとよいでしょう。
3. 申請する
住居地を管轄する出入国在留管理局に申請します。申請してから結果が出るまで、おおむね2週間から1か月程度が目安ですが、時期や内容により前後します。
4. 結果を受け取る
許可されると、新しい在留カードが交付されます。現在の在留期限が近い場合は、期限内に手続きを終えられるよう、余裕をもって申請することが大切です。
主な必要書類
- 在留資格変更許可申請書
- 証明写真、パスポート、在留カード
- 卒業証明書・成績証明書など、学歴を示す書類
- 雇用契約書または労働条件通知書
- 会社の登記事項証明書、決算書類など、受け入れ企業に関する書類
- 申請理由書(職務内容と経歴の関連を説明するもの)
特に「申請理由書」は、なぜこの在留資格に該当するのかを説明する大切な書類です。書き方によって審査官に伝わる印象が変わるため、丁寧な作成が求められます。書類の準備に不安がある場合や、一度不許可になってしまった場合は、早めに専門家へ相談することをおすすめします。
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